パンクしないタイヤの現実

ママチャリ

2016年03月25日 12:10


春休みになって、点検で預かる通学自転車が次々と入荷しています。当店販売のブリヂストン・パナソニックのクォリティの高い自転車が、1年でダメになることは、ほとんどありません。どこかに衝突して、フロントフォークが曲がった、リムが歪んだ~って場合は別ですが、普通に乗っていれば、点検で引っかかることはありません。2年、3年経つと、消耗パーツの交換がある場合もあります。特に、タイヤの消耗は、要チェックです。山がなくてツルツルだと、交換していただくことになります。

画像は、先日お預かりした自転車のタイヤです。購入してまだ1年ですって。見事なまでにツルツルです。実際、学校までかなりの長距離を乗る学生だったら、1年ぐらいで交換することもありますが、学校のステッカーを見ると、そんなに遠くの学校でもないので、これでは、消耗しすぎでしょ。走りが重い上に、タイヤの消耗が激しい。これがスーパー・量販店で販売しているパンクしないタイヤの現実です。

しかも、買った量販店に点検を頼むと、4月の始業式までには、間に合わないという返事だったそうです。そんな無責任な返事を普通にできる神経にびっくらぽんや(笑)販売した自転車の点検・整備もできないとはね~・・・。(それなら、売るな)と、いうことで、当店で、一般的なタイヤに交換することになりました。ほ~んと、通学自転車に「パンクしないタイヤ」で選ぶ意味があるのかな?重いタイヤに弱いアルミリム・・・。よ~く考えて品質のいい自転車を選んでくださいね。

こちらの記事にも詳しく書いています。
2015/04/13
春休みに高校生のTSマーク点検が鬼のようにありました~。1台、1台、お預かりした自転車を見ていくと、その品質の差がモロにでますね。1年しか乗っていないのに、こんなに傷むかぁ~?!と思う自転車はスーパー量販店の自転車ばかり。その中でも最悪なのが、パンクしないタイヤの自転車。パンクしにくいタイヤと混…


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