「一発二錠」リコール改修でアクシデント発生

ブリヂストン・ヤマハ発動機の自転車・電動自転車搭載の「一発二錠」のリコールが発表されてからおよそ半年が経ちました。一部の電動自転車は、部品交換の目安が2020年6月以降となっています。大変ご迷惑をおかけしています。


自転車に関しましては、当初、4ヶ月近くお待ちいただいたお客様もいらっしゃいましたが、ここしばらくは順調に交換が進んでいます。しか～し、先日コールセンターに確認しましたら、「12月以降の申請の方は、交換部品入荷は、およそ半年待ちです」とのお返事がぁぁぁ～。


一発二錠の交換部品は、後輪サークル錠とハンドルのロック部分、その2点をつなぐワイヤーの計3点です。後輪サークル錠は取り外して、新しいものを取り付けるだけなのですが、ハンドルのロックの部分の交換作業は結構手間取ります。


まず、ハンドルポストを抜かないといけません。新車時、当店で組み立て整備をするときは、グリスをつけてはいるのですが、年数がかなり経った自転車や、錆びだらけになっている自転車は、ハンドルポストをフロントフォークから抜くのが容易ではありません。ガッツリ固着状態だとお手上げです。


ふんがぁー！とありったけのばかヂカラでやっても、抜けないものは抜けない。錆び取りスプレーをガンガン撒いて、しばらく放置！それでも抜けない！そんな自転車がありました。



もう、そうなると別の方法しかありません。ハンドルポストの切断です。なので、ハンドルポストとフロントフォークは新品を発注して、交換となるわけです。ま～ホント大変でした。



これで完璧に組み立てることができます。