浜松・自転車・バイク店☆プレステージのあんなこと

静岡文化芸術大学は、浜松駅からも徒歩でいけるぐらいのとても便利な場所にあります。昔、ここは市民が憩う野口公園でした。5月の浜松祭りに早出町民が屋台を引っ張って中央から帰るときは、ここが休憩所になっていました。


なんで、公園をつぶして大学を造るの？と、私は少々お怒り気味でしたが（笑）大学近辺の道路はすっかり整備されて、新しい街並になりました。大学の南側にも公園が造られました。よかった。よかった。


で、何故にここの大学に行ったのかといいますと、
これは大学のゼミなのか？サークルなのか？私は把握していないのですが、「自転車のまちづくり」というテーマでフォーラムがあるというので、どれどれどんなものかな？と、参加したのでございます。大学の教授と学生達、そして一般市民の人たちが真剣に自転車と向き合っていました。

初めに自転車好きが昂じて、サイクリングガイドやエッセイ・小説を書かれている作家の白鳥和也さんのお話がありました。とても自転車を愛していらっしゃる方で、自転車に乗ると世界観、人生観が変わるというようなとても興味深くて楽しいお話が聞けました。こちらにつきましては後日、記事を書けたら書こうと思っています。でも書かないかもしれません（笑）

話はもどって、大学を中心としたこの活動ですが、自転車マップなるものを細かく作っていました。





自転車が走りやすい道、ここが危険だぞというところをチェックしていきます。それをマップに色分けして書き込む。今のところ、主に浜松南部を中心にマップ作りをすすめられているようです。

実際に現場を走ってみてのマップ作りなので、時間も手間もかかる仕事だとは思います。でも、そこは学生中心の仲間達です。若さがある！きっと、サイクリングを楽しみながら進められていると思います。

フォーラムということで、聞き手の方からも自転車を利用するに当たっての問題点や質問、どうすればいいのかと意見が活発に出ていました。やっぱり、日本全国どこでもそうだと思いますが、道の悪さが大きなネックになっていますね。

自転車はいったいどこを走ればいいのか？！もちろん、本来は車道なんですが、車道を堂々と走れる環境ではありませんからね。

エコな時代に向かって自転車はますます乗る機会が増えると思いますが、通勤に自転車を使って事故に遭っても労災扱いにはならないという問題点も出ていました。

そういうこともあるのですね・・・。実際自転車をご使用になっている立場の人たちから、いろんなご意見が聞けて、とても参考になりました。私達売る側の人間として、もっとサイクルショップを気軽にご利用いただくには、どうしたらいいのか真剣に考えなくてはなりませんね。






会場の一部には自転車はどんな部品から成り立っているのか？それを知るために、自転車を学生達が分解して展示していました。また、これを組み立てると教授は言っていましたが、無事に組み立てられたでしょうか？

こうしてみると1台の自転車が、どれだけの部品から成り立っているかがよくわかりますね。


自転車について前向きな姿勢の宮川潤次教授と学生達、先日静岡新聞に載っていました。【静岡新聞　２００８・９・５】


学内に放置されてる自転車の再生に取り組んでいます。

エコに取り組む静岡文化芸術大学

静岡文化芸術大学


<２００８・９・１０　追記>
本日の静岡新聞朝刊　９ページ　時評に静岡文芸大学　宮川潤次教授がこのフォーラムについて書いていらっしゃいます。
ご興味のある方は是非ご覧下さい。