浜松・自転車・バイク店☆プレステージのあんなこと

ギアは銀行の外回りや新聞配達のほかにも、オプションをつければ、ピザの宅配とかのデリバリーにもご利用いただけます。ルーフキットやデリバリートランクもご用意できます。それについてはまた後日ご紹介したいと思います。

さてさて、今回のＶベルトの交換ですが、Ｖベルトとはなんぞや？と思っていらっしゃるかと思いますが、コレは自転車でいう所のチェーン。自転車にもベルト駆動がありますが、ほとんどのスクーターはこのベルトで車輪を動かしています。

このＶベルトが切れたら、もう、走る事はできません。普通に乗っている分にはベルトが早々切れるという事はあまり起こりませんが、今回は新聞配達で酷使されている、重い荷物で車体に負担がかかっている等の理由からだと思います。


では、その方法を簡単ですが見ていきましょう。


サイドカバーをはずし、クランクケースカバーをはずします。



ネジを全部はずすと中が見えてきました。右画像にご注目。ベルトが切れて寄っています。



ものの見事に切れています。
ココまで確認すると、ヤマハに部品の発注です。午前中にパソコンで発注すれば、翌日の朝には届きます。


で、翌日。うっかりしていました　ﾊｧ━(-д-；)━ｧ... 　写真を撮るつもりだったのに、パパチャリはパーツが届くやいなやもう、交換修理を始め、私がお店に行ったときには終了していました。

ココからは申し訳ありませんが、サービスマニュアルの写真を替わりに載せます。セピア色～

特殊工具で取り付けナットをはずします。プライマリーフィックストシーブを取り外し、Ｖベルトを組み付けます。



Ｖベルトの方向を確認して、中間部を握り、Ｖベルトを押し下げ、セカンダリシーブの内側に引き込みます。
しっかりかみ合っているかベルトをまわして確認します。



最後はしっかりと締め付けをします。

あとは、はずした逆順に組みつけていきます。

今回修理のニュースギアの走行距離は約１５０００ｋｍでした。50ＣＣのスクーターの場合は目安として２００００ｋｍ前後で交換時期と思っていください。でも、実際切れるまで皆さま乗っていらっしゃいますし、女性がご利用の場合は、切れることもほとんどないですね。

ビジネススクターについてはこちらをご覧下さい。最近、新聞屋さんにも人気のようです。